家族で楽しむ小川町周辺注目スポット

仙元山・見晴らしの丘公園

見晴らしの丘公園は、仙元山の中腹にある自然を活かした公園。四季折々、豊かな景観が広がり、秋には紅葉も楽しめる。全長203mのローラーすべり台は、小川町を眼下に眺めながら爽快にすべり降りられることで人気。遊具のあるワンパクエリア、北関東の山々まで見渡せる展望台など、自然をいっぱいに感じることができるオススメスポット。

割烹旅館二葉「忠七めし」

時は明治年間。八代目店主・忠七が、山岡鉄舟から「料理に禅味を盛れ」と示唆され、苦心を重ねた末に創始された、日本五大名飯のひとつ。本館と離れの六六亭は、国の登録有形文化財にも指定されており、皇族や角界の名士にも愛されてきた名宿。食事のみの利用も可。ちなみに、その他の日本五大名飯とは、深川めし(東京)、さよりめし(岐阜)、かやくめし(大阪)、うずめめし(島根)

割烹旅館福助「女郎うなぎ」

江戸時代、吉原の花魁がわけあって、当家に引き取られ、終生の恩返しにと、生家に伝わるうなぎの蒲焼きの秘伝極意を教えたのが起源。以来、160年にわたり、「女郎うなぎ」と称して、代々伝えられている。
問い合わせ先‥0493-72-0026

晴雲酒造

和紙とならび、小川町は古くから関東灘の異名をもつ名醸地で、今も続いている「晴雲」「帝松」「武蔵鶴」の3つの酒蔵は、いずれも各種品評会の受賞常連となっている実力派。「晴雲」は、赤レンガの煙突がいにしえの風情を漂わせており、酒造りの現場や昔の酒蔵内の見学も行っている。

おがわ温泉「花和楽の湯」

大浴場をはじめ、露天風呂、寝湯、掛け湯、サウナ、水風呂など多彩なお風呂が楽しめる。利用は時間無制限。貸切家族風呂(2時間)も人気。600以上ある関東の日帰り温泉で3年連続1位に選ばれていることからもわかるとおり、充実した施設、きめ細やかなサービスで本格的な温泉が満喫でき、身も心も癒やされる。

小川町和紙学習センター

旧埼玉県製紙工業試験場の機材を引き継いだ小川町和紙学習センターは、近代的な埼玉伝統工芸会館とは趣を異にし、戦前の学校を思わせるレトロな建物が印象的。原料の仕込みから紙すきまで和紙作りの全工程が体験できる。常時実施しているわけではないので、事前に確認が必要。

小川情報館 壱押屋

小川町駅前にある土産物店・壱押屋は、小川町の名産品を扱う産物店だが、店舗の半分が観光案内所になっており、今回紹介した各種観光スポットのほか、史跡もチェックすることができる。駅のすぐ前なので小川町に着いたら、立ち寄ってみよう。「花和楽の湯」の温泉水を運んだ足湯が無料で楽しめるのもうれしい。
小川町には、国指定重要文化財・吉田家住宅や、県指定史跡・穴八幡古墳、芭蕉句碑の立つ大塚八幡神社など、歴史スポットも数多くあるので、歴史好きの方は、ここを起点に歴史探訪してみては?

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