家族そろってSKIPシティ

映像の歴史を楽しみながら興味・関心を呼び覚ます

NHKが日本初の地上波テレビ放送をスタートしたのは、今から50年以上昔の1953年のこと。地上波デジタルがスタートした今日、テレビは家族みんなで楽しめる、最も身近な娯楽となっています。
今日、映像の世界は、テレビだけでなく、映画やビデオ・DVD、コンピュータゲームと、広く私たちの生活に浸透しています。日々進歩する映像の世界は、さまざまな表現欲求をかき立ててくれるでしょう。
日本の映像技術を牽引してきたNHKの、50年以上のノウハウと映像資産を活かした最先端の映像ミュージアムを、との考えから生まれたのが、彩の国ビジュアルプラザです。最先端の映像技術を体験し、家族で刺激を受けてみてはいかがですか?
ミュージアムに入ると、目の前には、昭和30年代の古きよき時代の映像機器。テレビやテレビカメラなど、昭和レトロの品々が展示されており、その時代を知っている大人も、知らない若者・子供たちも、どこかなつかしい気分になるはず。人気映画『三丁目の夕日』ファンにはたまらない「古きよき昭和」を味わえます。
そして本物のカメラが何台も据えられたスタジオセット。「スタジオで収録される番組はこうして創られるのか!」と、思わず「へぇ~」を連発。楽しみながら、知らず知らずのうちに映像への興味が引き立てられるはずです。

しかし、なんといっても一番のポイントは「体験学習」。冒頭の写真は、「空飛ぶじゅうたん」という体験スポットで、家族や友達とスタジオのじゅうたんに乗れば、合成映像で時空を超えて、恐竜に追いかけられたりできます。その収録ビデオを家に持ち帰ることもできるので(有料)、楽しむばかりでなく、家族のいい思い出として、永く残るに違いありません。
この他、自分の動きに合わせてアニメーションが動く最新映像技術を体験したり、3D制作を楽しんだりと、体験施設が満載。家族みんなで一日たっぷり遊べます。また、NHKが過去放映した番組を無料で鑑賞できる映像ライブラリーも併設されています。「むかし、観たあの番組を、ぜひ観せたい!」という、ためになる映像を、子供に観せれば、映像+アルファの教育効果も期待できるはず。
つい寒さに負けて、家に閉じこもりがちになる冬。しかし思い切ってお出かけすれば、暖かくてためになるインドアスポットは多数あるもの。
SKIPシティには、クリエイター育成のための早稲田大学川口芸術学校が設けられていますが、それは世界に通用する映像クリエイターを育成・輩出するため。ビジュアルプラザに刺激を受けたお子さんが将来、世界的な映像プロデューサーに、なんてこともあるかもしれませんね。


SKIP シティ 彩の国ビジュアルプラザ「映像ミュージアム」
所在地 川口市上青木3-12-63
開館時間 9:30~17:00(入場16:30まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月26日~1月5日)、
メンテナンス休館(7月/3月に各3日)※11月14日(埼玉県民の日)は開館
入場料 大人500円 小中学生250 円(常設展示・企画展示共通)
お問い合わせ 電話番号 : 048-265-25(00代表)
http://www.skipcity.jp/vm/

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