晴雲酒造は、小川町駅から歩いて20分くらい。小川町のたたずまいを楽しみながら、ふらり散策し、目印となっているれんが煙突を探してみてはいかがですか?
上質な酒づくりに欠かせないのは、良質な水と米。小川町は、秩父山系の水流に恵まれ、やはり良質な水が欠かせない和紙づくりとともに、名醸地として知られてきました。以前はもっと多くの酒造があったものの、今は、晴雲、帝松、武蔵鶴の3つのみ。しかし、いずれも品評会の受賞常連であることから、その実力を知ることができます。
小川の酒は、直接酒造を訪れなくても、道の駅や駅前の土産物屋・壱押屋で購入することができます。個人の嗜好の違いもありますし、私も飲み比べを行ったわけではないので、3酒造のうち、どこが一番オススメかは正直わかりません。しかし、酒造見学するなら、「晴雲」でしょう。
目印となっているれんがの煙突、酒蔵見学(現在の酒づくりは、隣接する工場で行っているとのこと)など、歴史を感じさせる雰囲気に、当時生きていたわけではないのに、なつかしい気分となります。