佐藤さん邸

安心、快適さに、笑顔こぼれる我が家

ローズカラーのタイルづかいの外観、植栽のみえる塀など、街並みにやさしく華を添える2階建ての家。ここは、佐藤敦さん、文子さんご夫妻が仲良く暮らすお宅です。ご夫妻は、区画整理をきっかけに、元の住まいからほど近い住み慣れた町なかに移られ、新しい家づくりをスタート。
展示場に足を運んでみると、現在の住宅性能の高さに驚かれたそうです。「大地震の経験もあるので、なかでも耐震性は要だと考えていたのですが、家の基礎など見えないところへの説明を受け、技術の進歩に関心しつつ、とても安心しました」。安心感をベースにできあがった住まいは、家のすみずみまで細かなこだわりを活かし、佐藤さんご夫婦らしさにあふれています。

”あたかく”人を迎えるこだわり

「小さい頃から朝顔が好きなんです」と笑顔で話す敦さんは、お庭の植栽にもこだわりを反映。エントランスの門につたう朝顔など、ご主人が手をかけて育てる植物と建物が一体となってつくるファサードが、訪れる人をなごませます。さらに玄関を一歩入ると、2階までのびる吹き抜けとニッチが気持ちよくお出迎え。「吹き抜けは開放感が気持ちいいし、額に合わせて施したニッチも良い感じに仕上げてもらいました。家に帰ってくると、すごくホッとします」と文子さん。ご夫婦はもちろん、家に訪れるご友人方にも好評だそうです。

自然に会話が生まれる、ひと続きの団らんプラン

文子さんが一番こだわったポイントは、キッチンカウンターごしにLDとつながるプラン。30cm幅のカウンターも、食事の出し入れに大活躍しているとか。「今までは孤立したキッチンで料理をしていたので、リビングで休むお父さんと会話をしたり、テレビを見たりしながら料理ができるのが嬉しくて、とても気に入っています」。また晴れた日にはリビングから、富士山がきれいに見えるとか。キッチンで腕をふるう文子さんの気持ちも、明るく楽しくなるそうです。

仕事を超えた趣味の刺繍芸術で、心豊かに

ご主人は、いまは珍しくなったオーダー刺繍のプロ。プライベートでも刺繍がご趣味であることから、家のあちこちに作品を飾るスペースをあらかじめプランニングしました。玄関の吹き抜けにはニッチを、また2階には刺繍部屋を設け、美しく精巧な作品が新居のインテリアに華を添えています。年に2回は訪れるという娘さん夫妻とお孫さんも、住まいに新しい作品がかかるのを楽しみにしているそうです。


DATA
所在地 / 富士見市鶴馬
お引き渡し / 平成15年2月
設計・施工 / 近藤建設

我が家とKONDOグループ
宮本さん「限られた敷地に、車のスペースや庭を含め、とにかく私たちの希望をふんだんに活かしてもらいました。今まで以上に夫婦二人が仲良く暮らせる住まいに大満足しています」佐藤敦さん