長谷川さん宅

プロも納得する、こだわりの純和風注文建築

白壁に囲まれた広々とした庭に、どっしりと構える二階建ての和風注文建築。それが、長谷川工業(株)社長である長谷川信夫さんのお宅。じつは設計段階では、建築士の資格を持つ長谷川さんご本人がベースプランを出し、約5年にわたり、営業や設計の担当者と何度も摺り合わせをしながら練り上げられたのだとか。「元々あった、先代の庭を活かし、それにふさわしい住宅に」というご希望を反映して新築された家は、檜などの木材を活かし、隅々まで長谷川さんのこだわりが表現されています

杉・檜・松 木の香りが生む心地よさ

一歩玄関を入ると、ほのかに薫る木の香りが出迎えてくれます。「杉・檜・松といった和風建築に欠かせない木材は、我々以上の少し年輩の世代には、大事なポイント。予算上、すべて無垢の材を使う訳にはいきませんでしたが、とても良い感じに仕上げてくれました」。柱の位置、天井の高さ、廊下の幅なども、長谷川さんご夫婦と三男一女のご家族にとって、広くてゆったりとした居心地の良さを生んでいるようです。

奥様への愛情が反映された大らかな空間

「主婦がふだんの生活で動きやすいよう、生活動線にはこだわったかな」という言葉には、専門家である長谷川さんの、奥様への深い愛情が感じられます。各部屋の収納スペースはすべて壁面に納め、庭に面した窓の枠やサッシは、すべて通常よりも幅広のものを使用。大らかで風通しの良い空間は、住み手の感性を反映しているかのよう。

便利性と安全性を配慮した洗面所と給湯システム

このほか奥様のために、省エネと安全性を考え、キッチンにはIHクッキングヒーターを、給湯システムはガス不要・オール電化型の省エネ給湯機『エコキュート』を採用。朝シャンはもちろんちょっとした洗濯もでき、多彩な収納スペースを備えたオシャレな洗面所も設置。もちろん、「水回りの施工はバッチリ(笑)」だそうです。


DATA
所在地 / 久喜市大字原
お引き渡し / 平成15年4月10日
長谷川工業ホームページ / http://www.citydo.com/prf/saitama/guide/sg/250001141.html
設計・施工 / 近藤建設

我が家とKONDOグループ
「仕事上のお付き合いが約10年になります。他の建設会社さんとのお付き合いもあるのですが、自宅の新築に際しては『担当営業の方が何年にもわたって提案してくれたので特別』と他社さんにはご理解いただきました」 長谷川 信夫さん談