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「頭金なしで家は建てられない?」マイホーム購入前に知っておきたい、自己資金について

2025.04.12
近藤建設の家づくりアイデア

家づくりを検討する際、「頭金が必要」という言葉を耳にする機会は多いでしょう。しかし、なぜ頭金を用意する必要があるのでしょうか?

ここでいう自己資金とはお客様が手元に用意できる現金のことであり、頭金とは住宅を購入する際に代金の一部として充当するお金のことです。
自己資金、ひいては頭金を貯めることには、主に以下の2つの重要な意味があります。

① 住宅購入時の諸費用を賄うため

住宅の購入には、物件価格以外にも様々な費用が発生します。これらの諸費用は、一般的に住宅ローンとして融資を受けることができず、自己資金から現金で支払う必要があります。

主な諸費用としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 登記費用: 不動産の所有権を法的に登録するための費用です。司法書士への依頼費用も含まれます。
  • 印紙税: 不動産売買契約書や住宅ローン契約書に課税される税金です。
  • 融資手数料: 住宅ローンの融資を受ける際に金融機関に支払う手数料です。金融機関やローンの種類によって金額が異なります。
  • 保証料: 住宅ローン保証会社の保証を受けるために支払う費用です。一括払いと分割払いを選択できる場合があります。
  • 火災保険料・地震保険料: 火災や地震による損害に備えるための保険料です。金融機関によっては、住宅ローンの条件として加入が義務付けられることがあります。
  • 仲介手数料(中古物件の場合): 不動産仲介業者を通して物件を購入した場合に支払う手数料です。
  • その他費用: 不動産取得税、固定資産税・都市計画税の清算金、引越し費用、家具・家電の購入費用などがかかる場合もあります。

これらの諸費用は、物件価格の数パーセントに及ぶこともあり、事前にしっかりと自己資金として準備しておく必要があります。
※融資銀行によっては、一部の諸費用を住宅ローンに含めることができる場合もありますが、一般的には自己資金での支払いが求められます。

② 住宅ローンの負担を軽減するため

頭金を用意することの最も大きなメリットの一つは、住宅ローンの借入額を減らすことができる点です。借入額が少なくなることで、毎月の返済額が減少し、結果的に支払う利息の総額を大幅に抑えることができます。

しかし、お客様が現在支払っている家賃を考慮すると、必ずしも頭金を貯めてから住宅を購入することが得策とは限りません。
自己資金200万円がある状態で3500万円の物件を購入した場合、買い時は今か5年後かをシミュレーションしてみました。

ケース1:今すぐ自己資金200万円で3500万円の物件を購入

画像

上記のような条件の場合、トータルで4,309万円かかります。

 

ケース2:5年後に頭金500万円で3500万円の物件を購入(5年間の家賃支払いあり)

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上記のような条件の場合、トータルで4,716万円かかります。

 

シミュレーション結果:

5年間の家賃支払いを考慮すると、今すぐ購入した場合のトータル費用は約4,309万円、5年後に購入した場合のトータル費用は約4,716万円となり、今すぐ購入する方が総支払額は少なくなるという結果になります。
これは、頭金を増やすことによる利息軽減効果よりも、家賃を支払い続ける期間のコストの方が大きくなる場合に起こり得ます。

上記のシミュレーションを踏まえても、住宅ローンの借入額を減らし、毎月の返済負担や総返済額を抑えられるという頭金の大きなメリットは依然として重要です。頭金を多く用意できれば、将来的な経済的負担を軽減し、より安心した生活を送ることができます。

近藤建設では、お客様の総予算やライフプラン、自己資金の状況などを丁寧にヒアリングし、最適な資金計画をご提案いたします。住宅ローンの借入額から逆算して、必要な頭金の目安をご提示することも可能です。

家づくりに関する資金のご不安やお悩みは、ぜひお気軽に近藤建設にご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様の夢のマイホーム実現に向けて、親身にサポートさせていただきます。

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