皆さまこんにちは!
不動産 賃貸チーム 塩田です。
蒸し暑さがまだ続いておりますが、そろそろ残暑の季節となってまいりました。
ここにきてやっと雨も多くなり、少しずつ秋の気配を感じられるようになってきました。
さて、先月、小樽を訪れた際に、「旧日本郵船株式会社小樽支店」を見学してきました。
この建物は明治39年に建てられた石造りの西洋建築で、現在は重要文化財に指定されています。


重厚な外観はもちろんのこと、内部も非常に豪華な造りで、まさに見ごたえ満点でした。

こんな会議室、貴族になった気分で会議ができそうですね。
まさに、明治という時代の華やかさと西洋文化への憧れを感じさせる空間でした。

戦時中に撃沈されてしまった船の模型も展示してありました。


この金庫、実物も公開されておりました。
実際にはお金ではなく、重要書類が保管されていたとのこと。
それだけ大切な業務がこの建物で行われていたことが伺えます。

トイレへと続く木造の廊下。なんだか懐かしさを感じさせる佇まいでした。
明治時代は、急速に西洋文化が流入し、このような美しい建築物が数多く建てられた時代だったのだと、改めて実感しました。
小樽の歴史と文化の一端に触れられる、非常に有意義なひとときでした。
