昨日今日と、埼玉経済同友会の夏季セミナーに参加して来ました。
今回のテーマは「能登半島地震の復旧と復興」。
現地を実際に訪ねて、その歩みと現状、
そしてこれからについて、肌で感じ、耳で聴き、心で受け止める機会となりました。
訪問先は、北國銀行本店や金沢大学能登里山里海未来創造センター、
和倉温泉旅館協同組合・観光協会、のと鉄道、そして大本山総持寺祖院など。
それぞれの立場で震災直後から今日まで尽力されている方々のお話からは、
言葉では言い尽くせないご苦労と、将来に向けての強い思いが伝わってきました。










復旧が進んでいるとはいえ、「日常を取り戻した」とはまだ言えない現地の姿。
道路やインフラの整備状況、観光の再開、地域コミュニティの再構築など、
解決すべき課題は山積しています。
そうした中で改めて感じたのは、私たちは「どのように寄り添い、力になれるのか」、
そして「自分たちの地域や会社として、万が一に備えて何ができるのか」ということでした。
震災の大きさに心が痛む一方で、地域の方々の前向きな姿勢と、
それを支える多くの人々の連携・行動に、深い学びと気づきをいただきました。
災害は決して他人事ではありません。
だからこそ、備えること、学び続けること。
そして人と人とのつながりを大切にすることが、私たちに求められているのだと思います。
この夏季セミナーで得た事を、
今後の企業活動や地域との関わりの中で、しっかりと活かしていきたいと思います。

