東武東上線に乗ろうとホームで電車を待っていると、
ゆっくりと入ってきたのは、思わず目を引く可愛いラッピング電車。
車体いっぱいに描かれているのは、
埼玉県こども動物自然公園にいるクオッカをはじめとした、
コアラなどオーストラリアの動物たち。
可愛らしい黄色の車体がホームの照明に照らされ、やさしく浮かび上がって見えました。



この「クオッカトレイン」は、日本で唯一クオッカを飼育している、
埼玉県こども動物自然公園で、クオッカの来園5周年を記念して運行されている特別列車。
クオッカはカンガルー科に属する絶滅危惧種で、
口角が上がった笑顔のような表情から「世界一しあわせな動物」と呼ばれています。
同園ではこれまでに毎年繁殖に成功し、2025年10月現在で11頭のクオッカを飼育しているとのこと。
車内にはクオッカの写真やクイズも掲示され、
子どもから大人まで楽しめる工夫が凝らされています。
偶然出会った「幸せの黄色い電車」
世界一しあわせな動物たちが描かれた車両に、
自然と笑顔になり、温かな気持ちになりました。

