今日は敬老の日。
今年65歳を迎え、統計上は「高齢者」の仲間入りをした私にとって、
初めての敬老の日となりました。
現在、日本の高齢者人口は推計3619万人と、前年から約5万人減少したものの、
総人口に占める割合は29.4%と過去最高を更新しています。
さらに高齢者の就業者数は930万人と、実に21年連続で増加しているとのことです。
思えば敬老の日が国民の祝日として制定された昭和41年(1966年)当時、
65歳以上の高齢者はおよそ600万人。
人口1億人のうち高齢化率はわずか6%に過ぎなかったそうです。
時代は大きく移り変わり、寿命も延びた現代では高齢者の姿や役割も、
変化、進化していかねばならないのだと実感します。
実際に65歳になってみると、「まだまだ若い」と思う気持ちと同時に、
体力や健康への意識もこれまで以上に強くなります。
そして何より、孫と向き合うひとときの中で、
この子たちの未来に向けて私たちの世代がどんな役割を果たせるのかを考えるようになりました。
高齢者の仲間入りをしたからこそ、若い時のエネルギーを忘れず、
健康に留意しながら、次の世代へ「未来の幸せづくり」をつないでいきたい。
そんな思いを胸に迎えた、今年の敬老の日です。



