CLT工法
Cross Laminated Timber
KONDOグループでは、昨今の環境問題を踏まえ
新たな挑戦としてCLT工法の導入に取り組んでおります。
新たな挑戦としてCLT工法の導入に取り組んでおります。

CLTとは?
CLTとはCross Laminated Timberの略称で、ひき板を並べた層を、板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着した大判パネルです。
1995年頃からオーストリアを中心として発展してきた、新しい木質構造用材料です。現在では、オーストリアだけでなく、ヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されており、
また、カナダやアメリカでも規格作りや実際の建物が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。
1995年頃からオーストリアを中心として発展してきた、新しい木質構造用材料です。現在では、オーストリアだけでなく、ヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されており、
また、カナダやアメリカでも規格作りや実際の建物が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。

弊社加盟のNCL(日本CLT技術研究所)の施工実績集から抜粋
3、5、7層がCLTの基本構成。右の図のようにひき板を 直交方向に積層した材料で、JAS(日本農林規格)での 名称は「直交集成材」です。

弊社加盟のNCL(日本CLT技術研究所)の施工実績集から抜粋
3x12mのスギCLT。現在、日本国内ではスギを原料としたものを中心にCLTの開発が行われています。
CLTの利点
優れた耐震性
軽量
これまでの柱や梁などの木質構造材料とは異なり、大きな面として利用できる材料です。
分厚い材料全体で構造を支えて、構造的に安心した建物が建てられます。
振動台実験による性能検証が行われましたが、阪神・淡路大震災を再現した揺れに対しても大きな損傷はなく、倒壊することもありませんでした。
分厚い材料全体で構造を支えて、構造的に安心した建物が建てられます。
振動台実験による性能検証が行われましたが、阪神・淡路大震災を再現した揺れに対しても大きな損傷はなく、倒壊することもありませんでした。

弊社加盟のNCL(日本CLT技術研究所)の施工実績集から抜粋
優れた断熱及び耐火性能
構造体の断熱比較
木材の断熱性能は高く、コンクリートの約10倍、鉄の約400倍にもなります。CLTは厚みを持った木材なので、夏は涼しく冬は暖かい、快適な室内環境を叶えます。
構造体の防耐火
CLTを始めとした厚板は火災時、表面に炭化層を形成しながらゆっくりと燃えることが確認されており、火災時に高い防火・耐火性能を発揮します。
建築施工期間の短縮
大判パネルで素早く短い施工期間
面材が大きく、部材点数が少ないため、現場の施工をスムーズに行えます。パネルの製造・加工は工場で行うため、現場での施工が少なくなるほか、騒音や廃棄物量も抑えられます。

弊社加盟のNCL(日本CLT技術研究所)の施工実績集から抜粋
優れた遮音性能
RC建物並みの遮音性能
コンクリートに比べて軽いため、床衝撃音は大きくなり、遮音性能は低くなりがちな木材。そこでCLTでは、パネルと「床ユニット」を組み合わせることで、RC建物並みの遮音性能を達成※しました。
※測定方法:JISA1418「建築物の現場における床衝撃音レベルの測定方法」に則り実施
成長した木材資源の活用
環境に優しい
コンクリートや鉄に比べ、木材は製造・加工する際のエネルギー量が少なく、CO2の発生量を抑えられる素材です。また、木は成長する過程で空気中のCO2を吸収し貯蔵します。成長し吸収しなくなった木を伐採すると、空いたスペースでまた新たな木が成長し、再びCO2を吸収します。心地よい環境に欠かせないこの木の循環を、従来の木造建築よりも多くの木材を使用するCLTが促進します。
複数回利用できる
RC建物の建物は多くは、解体後に再資源として鉄筋や骨材に分別してリサイクルされますが、CLTは解体後、移設が可能です。パーツを保管して必要な時に組み立てられるので、仮設店舗や仮設住宅などにも活躍します。
CLTを使った建物
事務所・店舗・施設の事例
住宅の事例
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